バターコーヒーではカフェインレスでも効果あるの？
一般的なバターコーヒーよりも変わった風味を味わいたい
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
バターコーヒーは、コーヒーにグラスフェッドバターやMCTオイルを加えた健康飲料でカフェインが多く含まれています。
ここでは就寝前に飲むのは避けたいという方向けに、バターコーヒーのカフェインレス版に注目し、その効果やおすすめ商品を紹介していきます。
- カフェインレスでもバターコーヒーにはダイエット効果や脳の機能向上効果が期待できる
- ただしカフェイン入りのほうが効果が期待できる
- おすすめのカフェインレスバターコーヒーは「カフェインレス チャコールバターコーヒー」
- カフェインレスのバターコーヒーはカビに注意
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
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カフェインレス（デカフェ）のバターコーヒーとは？
そもそもバターコーヒーは、自然派のダイエットや健康志向の人々の間で人気が高まっている一種のコーヒーです。
「ブレットプルーフコーヒー」や「ケトコーヒー」とも呼ばれます。
つまり、カフェインレス・デカフェのバターコーヒーとはカフェインが入っていないもしくは少ないバターコーヒーのことを指します。
これは、通常のコーヒーに無塩バターとMCTオイル（中鎖脂肪酸）を加えてブレンダーでよく混ぜたものです。
バターコーヒーはケトジェニックダイエットの一部としてよく使われます。
これは朝食代わりやエネルギーブーストとして飲むことができ、特にケトジェニックダイエットを行っている人々にとって効果的とされています。
ただし、バターコーヒーは高脂質であり、摂取し過ぎは心臓病のリスクを高める可能性があるので注意が必要です。
また、バランスの良い食事と適度な運動を組み合わせることが重要であり、特定の飲み物だけに頼って健康を維持したり、体重を減らしたりするのは適切ではありません。
カフェインレスのバターコーヒーの効果
バターコーヒーには多くの効果が期待されています。
カフェインレスのバターコーヒーには、カフェインによる副作用（不眠や神経質）を避けつつ、下記のような効果を享受することができます。
- ダイエット効果
- 脂肪燃焼を促進する
- 脳の機能向上
- アンチエイジング効果
ただし、バターコーヒーは高脂質の飲み物であるため、量に注意し、バランスの良い食事と適度な運動とともに取り入れるのが最善です。
ダイエット効果
バターコーヒーを食事に置き換えることで、短時間の断食が可能となります。
バターコーヒーに含まれるMCTオイルが吸収されると、糖質の代わりにエネルギー源となります。
そして、ケトン体を生成を促進し、体に脂肪として蓄積されずらいと言われています。
バターをいれるためしっかりとした満腹感があり、朝食に置き換えるとお昼までお腹が空かないのです。
エネルギー維持もしてくれるMTCオイル、効率的にダイエットができるでしょう。
脂肪燃焼を促進する
バターコーヒーに含まれるカフェインには脂肪燃焼効果が期待されています。
運動前に摂取することで、持久力と脂肪燃焼が上昇することが確認されているのです。
脳の機能向上
バターコーヒーに含まれるMCTオイルには、認知症やアルツハイマー病の効果改善がみられたという実験結果があります。
同様に予防にも効果があるといわれています。
バターコーヒーの効果としてよく知られているのが、「頭のはたらきをよくする」「パフォーマンス・集中力が向上する」とのことで、バターコーヒーを飲むことで普段の仕事にもより集中できます。
アンチエイジング効果
バターコーヒーの材料であるコーヒーに含まれるポリフェノールには、表皮角化細胞のメラニンの取り込みを抑制するという論文が報告されています。
シミ・老化の予防につながるこの効果には、アンチエイジングとしての効果も期待されています。
参考文献：参考文献：加齢に伴う皮膚の変化とアンチエイジング療法
カフェインレスより通常のバターコーヒーのほうがおすすめ
上記にもあるように、カフェインにも大きな効果が期待できます。
このバターコーヒーの開発者であるシリコンバレーの起業家、デイヴ・アスプリー氏がカフェインレスを推奨しておらず、カフェインと一緒に摂取することをおすすめしています。
カフェインにはポリフェノールによる美肌効果・運動時の脂肪燃焼促進などが期待されています。
そのため、バターコーヒーはカフェイン入りで飲んだ方が体にいいといえるでしょう。
おすすめのカフェインレスバターコーヒー5選！
こちらでは、おすすめのカフェインレスバターコーヒーを5つ紹介します。
- FUYUMIN MCTバターコーヒー
- カフェインレス チャコールバターコーヒー
- ユニマットリケン ベトナム産バターコーヒー
- WELLMOTTO バターコーヒー デカフェ
- DUAL LIFE デカフェオーガニックバタープレミアムコーヒー
1. FUYUMIN MCTバターコーヒー
スティックタイプのバターコーヒーで、職場や学校などに気軽に持ち歩けます。
MCTオイル・バターパウダーのほかに、葉酸・オリゴ糖・生酵素・乳酸菌など82種類の植物発酵エキスなど7つの美容成分に加え、低糖質・低脂質・砂糖不使用・グルテンフリーなど通常のバターコーヒーにはない成分も配合。
飲みやすいバターコーヒーとして人気を集めています。
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2. カフェインレス チャコールバターコーヒー
こちらもスティックタイプで飲みやすさが際立つバターコーヒーです。
お菓子を食べたいときの代用として飲むことをおすすめしています。
たった30秒で水にもお湯にも溶けるのでササッと飲みやすく、低糖質の生クリームで割るとさらにおいしさが増します。
バターコーヒーならではのMCTオイルとバターのほか、有機ジンジャー・マカ・イヌリン・食物繊維・活性炭・竹炭・備長炭などの配合しています。
「バターコーヒーの味がダメだった」という方にも飲みやすくて人気の商品です。
このバターコーヒーはカフェインレスであるため、カフェインに敏感な人や寝る前にコーヒーが欲しい人におすすめ。
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3. ユニマットリケン ベトナム産バターコーヒー
ベトナム産コーヒー100％の、粉末状のコーヒーです。
中鎖脂肪酸含有MCTオイルと無塩バターなどを配合しており、味わいはまろやかな苦み。
糖質も控えめになっており、食事のコントロールをしている人におすすめとされています。
粉っぽさをなくすため、最初は少しのお湯によく溶かしておくことがおすすめされています。
4. WELLMOTTO バターコーヒー デカフェ
バリスタと管理栄養士が監修した乳酸菌バターコーヒーです。
ダイエット時に不足しがちな成分を、管理栄養士が細部まで計算して配合しました。
また、味わいはバリスタによってなんども試行錯誤が繰り返され、納得する味わいに仕上がっています。
コーヒーが苦手な方でも、ミルクティやカフェオレが飲める方であればおいしく召し上がれます。
5. DUAL LIFE デカフェオーガニックバタープレミアムコーヒー
手作りと変わらない味わいを10秒で作れるバターコーヒー。
バターコーヒーに必須のMCTオイルを1杯あたり1420mg配合しており、良質なバターも加えて本格的なおいしさが味わえます。
また、使用しているバターはグラスフェットバターといい、鉄分・カロテン・共役リノール酸・ビタミンAと、美容と健康に欠かせないオメガ3系脂肪酸がたっぷりと含まれています。
お湯に溶かすだけで簡単に飲めるこのコーヒーは、忙しい朝にもぴったりです。
カフェインレスに限らず、バターコーヒーやダイエットコーヒーのおすすめをもっと知りたい方は、以下の記事をチェック！
カフェインレスバターコーヒーの作り方
カフェインレスバターコーヒーの作り方をステップごとに紹介します。
砂糖などの入ったコーヒーはおすすめしません。
カフェインレスのインスタントコーヒーか、お好きなカフェインレスのコーヒー豆をご用意ください。
バターコーヒーに使用するバターは、グラスフェットバターを使用しましょう。
グラスフェッドバターとは、牧草を食べて育った牛から絞ったミルクで作られたバターのこと。
多くの牛の飼料は穀類ですが、穀類で育った牛と牧草で育った牛とでは、乳の成分が異なるのです。
牧草で育った牛のバターには、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。
短鎖脂肪酸である酪酸やβカロテンも通常のバターより多く含まれており、炎症の抑制などの効果があるといわれています。
グラスフェットバターの代用には、有塩バターではなく、ギー・無塩バター・生クリームを代わりにしましょう。
また、バターコーヒーに必要なのはMCTオイルです。
このMCTオイルにはココナッツなどから取り出した中鎖脂肪酸という成分だけでできています。消化・吸収に優れており、短時間でエネルギーになることで知られています。
ココナッツオイルよりも脂肪を燃やす効果が高いのも特徴です。
一定の基準を満たしたオーガニックのMCTオイルを使用しましょう。
また、代用としてはココナッツオイルが使用できますが、MCTオイルよりも中鎖脂肪酸の量が少ないので少し多めに入れるといいでしょう。
カフェインレスのインスタントコーヒーをいつも通りに淹れ、MTCオイル・グラスフェットバターを一緒に入れたら、クリーマーかブレンダー・ミキサーで攪拌します。
クリーミーなコーヒーになったら、カフェインレスバターコーヒーの出来上がりです。
カフェインレスのバターコーヒーを飲むときの注意点
バターコーヒーがカフェインレスに向かない理由は、ずばりカビ毒。
カフェインは天然の抗菌剤としてこのカビ毒を予防してくれるのですが、デカフェはそのカフェインを取り払っているのでどうしてカビ毒の危険性が出てきてしまいます。
日本で市販されているものはそれほど心配ないという意見もありますが、心配な方は、コーヒーショップに相談してみたり、有機JAS認定マークがついている商品を購入しましょう。
有機JAS認定マークとは、製造や品質管理、検査、生産上の工程の管理など、製品を維持するための体制が十分整っていることが判断された事業者にのみ認定されるマークです。
これを確認したうえで、安心できるカフェインレスのコーヒーを飲みましょう。
カフェインレスのバターコーヒーの効果を感じてみよう！
以上、カフェインレスバターコーヒーの作り方や注意点などを書いてきましたが、いかがでしょうか？
本記事で重要なことをまとめると以下の通りです。
- カフェインレスでもバターコーヒーにはダイエット効果や脳の機能向上効果が期待できる
- ただしカフェイン入りのほうが効果が期待できる
- おすすめのカフェインレスバターコーヒーは「カフェインレス チャコールバターコーヒー」
朝の朝食代わりに一杯飲むだけ、しかも満腹感も続くというのだから、思わずやってみたくなりますよね。
特に「ダイエットなどでいろいろ試したけど続かなかった…」という方や「激しい運動はしたくないな」という方にはぴったりでしょう。
効果は人によりますが、一週間で出る方もいるともされています。
無理なく、おいしいバターコーヒーを飲んでダイエットを成功させてください。
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