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エスプレッソはどうして苦い?特徴や飲み方・ドリップとの違いを解説

エスプレッソが苦い理由を知りたい

エスプレッソに砂糖やミルクを入れてもいいの?

こういった疑問や要望にお答えしていきます。

エスプレッソと言えば、とにかく「苦い」という印象が強いですよね。

カフェで注文してみると、飲み方やカップの違いに戸惑うこともあるかと思います。

そこで今回はエスプレッソの苦みの原因や飲み方、ドリップコーヒーとの違いなどを徹底解説していきます!

この記事の結論
  • エスプレッソとは、15~60mlの少ないお湯と高い圧力を用いて抽出したコーヒー
  • エスプレッソの苦みに関係している原因は大きく3つ
  • エスプレッソには、濃さの違いから4つのスタイルがある
  • エスプレッソを使用したアレンジコーヒーは、カフェラテやカプチーノなどがある
  • エスプレッソはスターバックスなどのコーヒーチェーン店で手軽に楽しめる
本記事を監修する専門家
コーヒー豆研究所 げんた
げんた

日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。

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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。

それでは早速見ていきましょう!

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エスプレッソとは?

エスプレッソとは?

エスプレッソとは、15ml〜60mlの少量を高い圧力を使用して抽出するコーヒーの名前です。

エスプレッソという名前は、「高速」という意味の「express(エクスプレス)」とイタリア語の「圧力によって」を意味する「pressione(プレッショーネ)」に由来しています。

名前の由来にもあるように、短時間で飲むためのコーヒーとしてフランス人によって開発されました。

ここでは、そんなエスプレッソの抽出方法とお店での注文、提供方法を詳しく解説します!

抽出方法

エスプレッソの抽出方法は主に直火式(モカポット)と電動式(エスプレッソマシーン)に分けられます。

エスプレッソマシーンの抽出は、「極細挽きのコーヒー粉を固めたところに高い圧力を用いてお湯を通して抽出する」という仕組みです。

言葉ではわかりづらい部分もあるので、実際の流れは以下の動画を参考にしてください

圧力を用いて抽出することで、クレマと呼ばれる泡がコーヒーの表面を覆い、エスプレッソ特有のしっかりとしたボディ感と刺激的な味わいを生み出しています。

直火式と電動式の主な違いは圧力の大きさで、直火式は電動式に比べると圧力がとても低いです。

そのため直火式で抽出したものはクレマが発生しづらく、濃度が高いドリップコーヒーと位置付けられることもあります。

お店での注文、提供方法

エスプレッソをお店で注文する際には、他のドリンクとはサイズの表記が違っている場合があります。

通常S・M・LやShort・Tallといったサイズ表記ですが、エスプレッソではどのお店でもSingleやSoloといった表記になります。

それぞれの表記が表す内容量をまとめると以下の通りです。

25~30㏄50~60㏄
Single (シングル)
Solo (ソロ)
Double (ダブル)
Doppio (ドッピオ)

また、他のドリンクに比べて内容量が少なくなるため小さなカップ(デミタスカップ)で提供されることも多く、特に店内で飲む場合によくあるので知っておくと安心です。

お店によっては、あらかじめ注文時に伝えてくれる場合もあります。

エスプレッソの苦みの理由・原因

エスプレッソの苦みの理由・原因

「エスプレッソは苦い」というイメージが強いですが、その理由や原因として考えられるのは主に以下の3つです。

  • 通常のコーヒーに比べて、豆の量は同量で湯量は半分以下で抽出する
  • 使用する豆が深煎りの場合が多い
  • コーヒーの成分を凝縮したクレマが発生する

通常ドリップコーヒーなどでは、湯量100~150㏄の湯量に対しコーヒー豆10gほどのレシピが多いですが、エスプレッソでは同量を25~30㏄というおよそ5分の1の湯量で抽出します。

豆の使用量は変わらず、抽出する湯量が少なくなるため、濃度が高く、より強い苦みを感じるのです。

さらに、使用する豆が苦みの出やすい深煎りの場合が多いこと、高い圧力によって生じるクレマという泡に成分が凝縮しており、力強く刺激的な苦みを感じやすいことも原因でしょう。

苦みが強い場合は砂糖を入れてOK

エスプレッソの特徴である”強い苦みをそのまま楽しむことが本来の楽しみ方”だと思っている方も多いですが、そうではありません。

エスプレッソに入れる砂糖には強すぎる苦みや酸味を和らげる役割があり、推奨されている飲み方の1つです。

ショートコーヒーであるエスプレッソは2、3口で一気に飲み干すのが本来の飲み方でもあるので、自分が一番おいしく味わえる状態にした上で楽しみましょう!

エスプレッソコーヒーのスタイル

エスプレッソコーヒーのスタイル

実はエスプレッソには様々なスタイルがあり、幅広い楽しみ方ができるんです!

ここではそんなエスプレッソコーヒーの以下4つのスタイルを紹介します。

  • ルンゴ
  • リストレット
  • ロングブラック
  • アメリカーノ

それぞれ詳しく見ていきます!

ルンゴ

ルンゴ

通常のエスプレッソに比べ、抽出時間が長めでお湯の量が多くなるものをルンゴと呼びます。

豆の量に対して湯量が増えるため、通常よりも薄めの味わいになるのが特徴です。

そのため、エスプレッソで濃度の高さが気になる方や薄めのショートコーヒーが飲みたい方におすすめのスタイルです。

リストレット

リストレット

ルンゴとは反対に、抽出時間が短めでお湯の量が少なくなるものをリストレットと呼びます。

湯量が減る分、濃度が高い味わいになり、エスプレッソよりも濃厚な苦みを感じます。

具体的には、通常のエスプレッソ30mlのところ半量の15mlで作られることが多いのがリストレットです。

より濃厚なエスプレッソを楽しみたい方や少量で一気に飲みたいという方におすすめです。

ちなみに気になるカフェインの量ですが、豆の使用量が変わらない限りは同じなので覚えておきましょう!

ロングブラック

ロングブラック

ロングブラックはあらかじめ用意したお湯にエスプレッソを加えたロングコーヒーのことです。

特徴はエスプレッソを後から加えることで、クレマを残したまま薄めのエスプレッソを楽しめる点。

抽出する湯量が少ないルンゴよりも、さらに薄くて軽いエスプレッソにすることができます。

アメリカーノ

アメリカーノ

エスプレッソにお湯を加えて、ロングコーヒーとして楽しむのがアメリカーノです。

ロングブラックとの違いは、加える順番。

お湯にエスプレッソを加えたロングブラックに対して、エスプレッソにお湯を加えるという点で味わいに差が出ます。

アメリカーノは後からお湯を注ぐことで、エスプレッソのクレマが溶けてしまうため、さらに薄い味わいになるのです。

苦いエスプレッソを使用したアレンジコーヒー

苦いエスプレッソを使用したアレンジコーヒー

エスプレッソは、その強い苦みを生かしてアレンジでコーヒーとしても使われます。

ここではそんなエスプレッソを使ったアレンジコーヒーを3つ紹介します。

苦いエスプレッソを使用したアレンジコーヒー
  • カフェラテ
  • カプチーノ
  • アフォガード

カフェラテ

カフェラテ
アイスカフェラテ

イタリア発祥のエスプレッソにミルクを加えた、日本でも定番のアレンジコーヒーです。

特徴は、ミルクは空気を含ませながら温めた「スチームミルク」を使用すること

スチームの加減などでミルクの味わいに違いが出るため、バリスタの腕が問われる商品でもあります。

理想的な状態は美しい艶があり、エスプレッソと調和する濃厚さがある状態。

加えて、バリスタによってはミルクでハートやリーフの模様を描く「ラテアート」をして提供することもあります。

カプチーノ

カプチーノ

カフェラテと同じく、イタリア発祥のエスプレッソにミルクを加えたアレンジコーヒーです。

カフェラテとの違いは、スチームミルクを作る際にできる「フォームミルク(ミルクの泡)」の量

カプチーノはカフェラテよりもフォームミルクの量が多くなり、液体としてのミルクが少なくなることでエスプレッソの味わいが強くでるという特徴を持ちます。

ただし、明確な定義づけがないため、お店によって特徴が異なる場合があります。

アフォガード

アフォガードとは?

他2つとは違い、飲み物ではないアレンジになります。

アフォガードとは、イタリアで生まれたアイスクリームの上に飲み物をかけて楽しむデザートのこと。

使用する飲み物は一般的にエスプレッソが多いですが、お酒をかける場合もあります。

甘いものが苦手な方でも、エスプレッソによる苦味と甘みのバランスがクセになるアレンジです。

スタバの「エスプレッソアフォガードフラペチーノ」という商品では、ドリンクとして気軽に楽しむこともできますよ!

手軽にエスプレッソが飲めるお店

手軽にエスプレッソが飲めるお店

エスプレッソはチェーン店でも提供しているお店が多くあり、お店ごとに違った楽しみ方ができます。

ここでは、そんなエスプレッソを気軽に楽しむことができる人気カフェチェーンを3店舗紹介します。

手軽にエスプレッソが飲めるお店
  • スターバックスコーヒー
  • タリーズコーヒー
  • ドトールコーヒー

それぞれのお店ごとのエスプレッソメニューも紹介するので、合わせて参考にしてみてください!

スターバックスコーヒー

スターバックスコーヒー

アメリカ シアトル発祥のスターバックスコーヒーでは、エスプレッソの定番アレンジコーヒーからオリジナルのフラペチーノまで多様なメニューでエスプレッソを味わうことができます。

もちろん通常のエスプレッソも注文可能で、サイズはソロとドッピオの2種類。

エスプレッソを使用しているスタバの商品は以下の通りです。

  • スターバックスラテ
  • カプチーノ
  • カフェ モカ
  • ホワイト モカ
  • キャラメルマキアート
  • カフェ アメリカーノ
  • エスプレッソ
    • エスプレッソ マキアート(エスプレッソ+フォームミルク)
    • エスプレッソ コンパナ(エスプレッソ+ホイップクリーム)
  • エスプレッソ アフォガード フラペチーノ(使用しているのはリストレット)

スタバのエスプレッソを使用した商品をさらに楽しむ際には、+55円でできるエスプレッソショットの追加カスタムがおすすめです。

エスプレッソを使用した商品に使用可能なカスタムで、エスプレッソの深い味わいがより強くなります。

タリーズコーヒー

タリーズコーヒー
公式HPより

スタバと同じくシアトル発祥の人気チェーン店のタリーズコーヒーでも様々なエスプレッソメニューが楽しめます。

タリーズコーヒーで味わえるエスプレッソのメニューは以下の通りです。

  • カフェラテ
  • ハニーミルクラテ
  • カプチーノ
  • フラットホワイト(リストレット+ミルク)
  • アイリッシュラテ
  • モカマキアート
  • カフェ アメリカーノ
  • エスプレッソ
    • エスプレッソマキアート
    • エスプレッソコンパナ

タリーズにはカフェラテに似たフラットホワイトというメニューがあります。

タリーズのフラットホワイトではリストレットを使用しているため、通常のカフェラテよりもエスプレッソの力強さを感じることができおすすめです!

ちなみに、スタバ同様エスプレッソを使用したドリンクに+55円でエスプレッソショットの追加カスタムもできます。

ドトールコーヒー

ドトールコーヒー
公式HPより

1980年に原宿に誕生して以来、日本屈指の人気コーヒーチェーンとなっているドトールコーヒーにも、エスプレッソメニューがあります。

ドトールコーヒーのエスプレッソメニューは以下の通りです。

  • エスプレッソコーヒー
  • カフェ・ラテ
  • カフェ・モカ

ただし、ドトールでは店舗によってエスプレッソの提供をしていないようなので各店舗でメニューを確認する必要があります。

そのためドトールのエスプレッソが気になる方は、早めに試しておくのをおすすめします!

エスプレッソとドリップの苦みの差

エスプレッソとドリップの苦みの差

実は同じ豆を使用した場合でもエスプレッソでの抽出の方が、ドリップで淹れるよりも強い苦みを感じるのが一般的です。

その最大の理由は、出来上がりのコーヒーの濃さにあります。

使用する湯量が少ないエスプレッソはコーヒーの濃度が高い分、苦みも凝縮されているため、通常のドリップコーヒーよりも力強い苦みが感じられるのです。

ですが、エスプレッソはコーヒー本来のうま味を最も凝縮して味わうことができる抽出方法でもあるので、自分なりの美味しい飲み方を探してみることをおすすめします!

大人なエスプレッソの苦みを色々な方法で楽しんでみよう!

大人なエスプレッソの苦みを色々な方法で楽しんでみよう!

いかがでしたか?

今回はエスプレッソの苦みについて、その理由や飲み方などを解説してきました。

本記事のポイントをまとめると以下の通りです。

この記事の結論
  • エスプレッソとは、15~60mlの少ないお湯と高い圧力を用いて抽出したコーヒー
  • エスプレッソの苦みの原因は抽出方法、使用する深煎りの豆、発生するクレマが関係している
  • エスプレッソには濃さの違った飲み方がある
    • ルンゴやアメリカーノは通常よりも薄い味わい
    • リストレットは通常よりも濃い味わい
  • エスプレッソを使用したアレンジコーヒーはカフェラテやカプチーノなどがある
  • エスプレッソはスターバックスやタリーズコーヒー、ドトールコーヒーで手軽に楽しめる

ぜひ本記事を参考にしながら、エスプレッソの苦みを楽しんでください!

エスプレッソはどうして苦い?特徴や飲み方・ドリップとの違いを解説

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この記事を書いた人

珈葉のアバター 珈葉 コーヒー豆研究所 公式ライター

大学進学後、幼少期に母親が作ってくれたコーヒーの香りが忘れられず、カフェで働きたいと思うようになったことをきっかけに、コーヒーをサイフォンで淹れ、提供するスタイルのお店で4年間勤務。

就職を機に一度離れ、今年いつか自分でコーヒーのお店を持ちたいという思いから本格的にコーヒーの勉強を始める。勉強の一環として、コーヒーの焙煎所でも勤務し、地域別の味や焙煎度の違いについても実践的に学びを深める。今後コーヒー関連の資格取得を目指し勉強中。

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